不良品や欠陥品を速やかに取り除く事が検品・検査の主な仕事

検品・検査の主な仕事内容は「商品を効率良くチェックし、不良品や欠陥品が紛れていた場合は速やかに取り除く事」です。実際に商品を手に取ってキズや汚れなどがないかチェックする場合や商品の重さを量る事で問題がないかチェックする場合など、扱う商品によって検品・検査方法は異なってきます。また箱から商品を取り出して正常に動作するか確認するという検品・検査方法もあります。日用品や家電製品、お菓子など検品・検査する商品は様々です。どのような商品の検品・検査作業になるかという事はほとんどの場合、求人内容に記載されています。検品・検査作業は基本的にそれほど難しい作業ではなく、仕事に慣れれば誰にでもできる仕事であると言えるでしょう。

物流業と製造業で検品・検査の仕事内容は異なってくる!

検品・検査作業の現場としては、大きく分けて物流業と製造業に分けられます。物流の現場の場合、基本的に製品の入荷及び出荷のタイミングで検品・検査作業が行われます。入荷した製品の数と伝票が合致しているかどうかチェックする入荷検品や工場・倉庫などから集荷する製品の数と伝票が合っているかチェックする出荷検品といった業務があります。他にも現場によっては目視で製品の外装などに問題がないか確認する外装検品と呼ばれる作業も行われます。一方、製造の現場における検品・検査作業は、出荷前の製品に問題がないかチェックする事がメインの仕事となります。製品に異物が混入していないか確認し、見つけた場合は取り除く混入検品や説明書通りに製品が動作するかチェックする作動検品などの業務があります。